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介護老人保健施設(老健)について徹底解説

  • カテゴリ:老人ホームの種類
  • 最終更新日:

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介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指す施設が介護老人保健施設です。介護老人保健施設は、別名「老健」ともいわれており、高齢者の自立を支援するためにさまざまな取り組みが行われています。

介護老人保健施設への入所を検討している方の参考となるよう、介護老人保健施設の役割やメリット、デメリットなどを詳しく解説します。

介護老人保健施設(老健)とは?

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介護老人保健施設(以下、老健)とは具体的にどのような施設でしょうか。老健は介護保険法に定められている施設であり、日常生活のお世話はもちろん、医療ケア、リハビリなどを実施しています。

また、特別養護老人ホーム(以下、特養)や有料老人ホームと大きく違うことは「居宅における生活への復帰を目指すものでなければならない」と定義されていることです。

老健の主な役割としては3つあります。それぞれ見ていきましょう。

病院と自宅を繋ぐ施設

1つ目の役割としては「病院と自宅を繋ぐ施設」という役割があります。例えば、骨折をして入院をした高齢者の方を例にとって説明します。

病院は病気やケガを治す施設のため、骨折をして手術などを経て、ある程度ケガが回復をした時点で退院をしなければいけません。しかし、ケガが治った場合でも、身体機能は以前のように回復しているとは限りません。

骨折は安静が必要な場合が多く、入院中は常にベッドの上での生活ということも珍しくありません。そのため、骨折をするまで歩けていた高齢者でも、入院期間中に車いすでの生活を余儀なくされる可能性もあります。

そういった方は、退院をしても自宅に帰って生活をするのは難しいため、自宅に帰る前に老健へ入所してリハビリなどを行います。このように、老健には病院と自宅を繋ぐ役割があります。

訪問リハビリ

2つ目の役割としては、「訪問リハビリ」の役割です。病院から老健に入所して自宅に帰った方の場合、自宅で引き続きリハビリが必要なケースもあります。そのような場合、老健からリハビリの専門職が派遣され、自宅でもリハビリを継続して行うことが可能です。

また、入所履歴がない方でも、訪問リハビリが必要な方に対してリハビリを提供する役割があります。

在宅の方の身体機能向上

3つ目の役割としては「在宅の方の身体機能向上」です。老健に入所する方の中には、自宅から老健に入所する方もいます。

自宅で生活している方が体調を崩したり、徐々に身体機能が低下したりすると、自宅で生活することが難しくなる場合もあるでしょう。自宅での生活が難しくなった場合、老健に入所してリハビリを行い、自宅でも安全に生活できるレベルまでリハビリを行うことが可能です。在宅の方の身体機能向上を目指す場合、入所期間は3カ月~6カ月ほどが多いです。

また、ショートステイと呼ばれる短期入所も行っています。ショートステイでは1泊~30泊ほどの期間老健で生活をして、短期集中的にリハビリを行います。

リハビリ以外でもショートステイを利用可能です。例えば、自宅で家族の方が喀痰吸引などの医療行為を行っている場合、家族が仕事などでどうしても自宅で介護が出来ないケースもあるでしょう。このような時は老健にショートステイで入所できます。特養でもショートステイでの利用は可能です。しかし、老健ほど医療環境が整っていないため、老健を利用するケースが多いです。

介護老人保健施設(老健)のリハビリ

ここまでで、老健の役割について解説しました。老健の役割の中の一つに「リハビリ」がありましたが、具体的にどのようなリハビリを行っているのでしょうか。ここでは老健のリハビリ内容について詳しく説明します。

老健ではADL(日常生活動作と呼ばれ、人間が生活するうえで必要な動作のこと)を向上するために、食事や排泄、入浴などの行為についてリハビリを行います。リハビリ内容は座ったり、立ったり、歩いたりなどの動作訓練が主となります。ADLが向上すれば、次にIADLの維持・向上を目指します。IADLとは手段的日常生活動作を意味し、掃除や洗濯、買い物などの日常生活動作です。

リハビリを終えて自宅に帰った際に、身体を動かす機会も少なく、引きこもりから身体機能の低下が懸念される場合もあります。そのようなことを防ぐため、IADLの維持・向上を行い、社会参加への実現を促します。

介護老人保健施設(老健)のメリット・デメリット

老健への入所を検討する際に、メリットとデメリットを知っておくことは重要です。

ここではメリットやデメリットを詳しく解説します。

老健のメリット

老健のメリットとして、費用の安さがあります。入所するための費用はいりません。月額費用は所得によって定められており、生活保護の方でも入所可能です。

このほか、医療ケアが充実しているといったメリットもあります。老健には医師が常駐しており、看護師、リハビリ専門職の方の人員配置についても法令で定められています。そのため、質の高い医療行為やリハビリを受けることが出来ます。また、老健は介護度の低い要支援1や2の方でも入所可能です。入所するハードルが低いのもメリットといえます。

老健のデメリット

老健のデメリットは入所し続けることができないという点です。あくまでも自宅復帰を目的としているため、入所期間は短くなります。レクリエーションや生活支援サービスはあまり充実していません。

内服薬の制限があるのもデメリットのひとつです。老健に入所している期間は、医療保険の適用がありません。そのため、高額な薬を継続的に使用しなければならない方や、内服薬が多い方は入所を断られる場合もあります。

また、個室は少ないため、2人部屋、4人部屋などの多床室になるケースもあります。

介護老人保健施設(老健)と特別養護老人ホーム(特養)の比較

老健と似ている施設で特養があります。老健と特養にはどのような違いがあるのでしょうか。老健と特養の違いを比較しながら解説します。

特別養護老人ホーム(特養)とは?

特養は社会福祉法人などが運営をしており、公的な意味合いが強い施設です。そのため、費用は安く、最期まで入所することが出来ます。基本的には途中で退所しないといけない状況になることはありません。

しかし、入所要件が厳しいのが特徴です。要介護3以上であり、家族の支援を受けられない方が優先されるなど、誰でも入所できるわけではないため注意しましょう。

介護老人保健施設(老健)と特別養護老人ホーム(特養)どちらを選択する?

老健への入所を検討したほうがいいのは以下のような方です。

 1. リハビリを集中的に行いたい方
 2. 充実した医療ケアが必要とされる方
 3. 最終的に自宅で生活をしたい方
 4. 要介護3以下で施設に入りたいと望む方

これらのどれかに当てはまる場合の選択肢として、最も適切なのは老健であるといえます。

特養への入所を検討したほうがいいのは以下のような方です。

 1. 最期まで老人ホームでお世話になりたいと思う方
 2. レクリエーションなど充実しているサービスを望む方
 3. 低料金で生活をしたいと思う方

特養は生活の場、老健はリハビリを行う場と考えておきましょう。

老健や特養を出た後は…ロイヤル介護にご相談ください

事情があり特養や老健を出ないといけない場合や、入所していたがまた施設に入りたいと考えている方はロイヤル介護に相談してみてはいかがでしょうか。

ここでは、ロイヤル介護が選ばれる理由をお伝えします。

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定期的にイベントも開催されているため、一度ホームページを覗いてみて下さい。

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「老人ホームを探しているけれど何から始めればいいか分からない」「そもそも介護保険って何」「検討中の老人ホームの費用はどの程度かかるのか」など、さまざまな相談に対応可能です。

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まとめ

老健は特養や有料老人ホームとは違い、リハビリを行い自宅に帰ることを目的としている施設です。そのため、入所期間は3ヵ月~6ヵ月程度と短くなります。しかし、充実したリハビリを受けることが可能です。

メリットはもちろん、デメリットもあるため、老健の役割をきちんと理解して入所を検討しましょう。

迷っている方やもっと詳しく話を聞きたい方は、ロイヤル介護に一度相談をしてみましょう。

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