老人ホーム相談No.1 口コミ・評判がある介護施設検索サイト!無料で相談「ロイヤル介護」

  1. 老人ホーム・介護施設検索サイト「ロイヤル介護」トップ
  2. 老人ホーム徹底ガイド
  3. 要介護3とは?受けられる介護サービスを紹介!

老人ホーム徹底ガイド

要介護3とは?受けられる介護サービスを紹介!

  • カテゴリ:要支援・要介護度
  • 最終更新日:

要介護3は、他の要介護とどのような違いがあるのでしょうか。大きな特徴としてあげられるのは、特別養護老人ホームが利用できることです。要介護3以上から入所施設を利用できるようになります。

今回は要介護3の特徴や、受けられるサービスを紹介します。

要介護3とは

要介護3とは、全面的な介護が必要となる状態を指します。そのため、必要な介護の量が多く、介護施設への入所も検討すべき介護度です。要介護1、要介護2の場合は自分でできる部分が多いため、比較的、介護も少なくて済むでしょう。

しかし、要介護3では状況が変わります。寝たきりの場合はオムツ交換、食事介助、入浴の際にも介助が必要となりします。そのため、自宅で生活されている方であれば同居する家族の負担が増える介護度です。

有料老人ホームなどで暮らしている方でも、介護度3となると介護サポートが厚い施設への住み替えを検討する人が増えていきます。

要介護認定とは?

そもそも、「要介護3」という基準はどのように決められているのでしょうか。

この基準を決めているのが「要介護認定」です。ここでは要介護認定について解説していきます。

要介護認定の概要

引用:要介護認定はどのように行われるか|厚生労働省

介護保険制度において介護サービスを受けるためには、要介護認定が必要となります。

要介護認定は大きく分類すると、自立状態、要支援状態、要介護状態の3つです。それぞれの概要は以下となります。

自立状態 介助の必要がなく自分で自立して生活ができる状態。
要支援状態 家事などの日常生活に支援が必要。適切な介助により将来的に要介護状態になることを予防できる状態。要支援状態では、要支援1、要支援2のどちらかに判定され予防給付の対象者となる。
要介護状態 寝たきりや認知症などによって日常生活を送ることが困難。要介護1~要介護5に判定され、介護給付の対象者となる。

要支援状態は「要支援1」「要支援2」に、要介護状態は「要介護1~5」に分類されます。

詳しい要介護認定の基準はお住いの市区町村にお問い合わせください。

要介護3の認定基準

要介護状態である要介護3の認定基準について説明していきます。

要介護認定で要介護度を判定する際の基準は、要介護認定基準時間と認知症の進行度の高さによって決まります。

要介護認定基準時間は以下の5分野から計算しています。

直接生活介助 排泄介助、入浴介助、食事介助など
間接生活介助 掃除や洗濯などの生活援助
BPSD関連行為 徘徊や不潔行為への対応
機能訓練関連行為 歩行訓練などの機能訓練
医療関連行為 輸液の管理や、褥瘡の処置の補助

この5分野の介護時間が「70分以上で90分未満の場合」に、要介護3と認定されます。また、この基準値以下の場合でも、認知症の進行度が高い場合には要介護3と認定されることもあります。注意点として要介護認定基準時間は推計により算出するため、実際の介護時間とは異なります。

具体的には、歩くことが難しい、寝たきりである、おむつ交換が必要、と要介護3では多くの介助が必要です。詳しい認定基準について知りたい方は、市区町村の役所かケアマネージャーへ問い合わせましょう。

要介護3から、特別養護老人ホームへ入居可能に

介護保険サービスにおいて、要介護2と要介護3では大きな違いがあります。

冒頭でも触れましたが、要介護3に認定されると特別養護老人ホームなどの入所施設が利用できるようになるためです。

それでは、要介護3の特徴について詳しく解説していきます。

要介護3と他の要介護度の違い

はじめに要介護3と他の要介護度の違いについてです。介護度によって、どのくらいの違いがあるのでしょうか。

以下に要介護3と要介護2、要介護4の具体的な状態をまとめました要介護認定は、具体的に何かができる、もしくはできないからといった基準で判定されるわけではないので、以下の表はあくまで目安としてご確認ください。

要介護2 要介護3 要介護4
・生活の中で部分的な介護が必要
・立ち上がる時に支えが必要
・入浴の際に自分で洗えない部分がある
・料理の手順を忘れてしまう
・お金の管理をできないなど理解力が低下している
・歩行が不安定で歩行器などを必要とする場合もある
・身だしなみを整えるのに介助が必要な場合もある
・生活の中でほぼ全面的な介護が必要
・立ち上がりや、歩くときに支えや介助が必要
・場合によっては車いすを利用する
・トイレなどの排泄は介助や見守りが必要
・場合によってはオムツ交換が必要
・お風呂に入るのに介助が必要
・認知機能の低下が顕著
・介護なしには日常生活を営むことが困難
・自力で立ったり、歩いたりができない
・車いすの移動にも介助が必要
・座った状態を保てない
・寝たきりの状態
・認知機能の低下が顕著で、意思疎通の難しい場合もある
・排泄、入浴、食事すべて介助が必要

要介護2では、比較的自立している部分もありますが、部分的に介助や見守りが必要です。

要介護3では、さらに介護量が増え生活を送るために全面的な介助が必要となります。認知機能の低下も見られ、身の回りのことをするのが難しくなります。そのため、24時間介護や見守りが必要です。

要介護4となると、さらに介護量が増え介助なしでは生活することができません。立ち上がり機能も著しく低下し寝たきり状態となり、座った状態を保つこともできなくなります。さらに認知機能の低下も顕著で、意思疎通にも問題が生じます。

要介護3には認知症が多い

要介護3として認定される主な原因として多いのが認知症です。

要介護3ともなると認知機能の低下がさらに進み、認知症を持っている方の割合が増えます。認知症との関わりが深く、対応するにも専門的な知識や技術が要求されます。認知症の行動は、不規則のため予測することができません。

具体的には徘徊をしたり、妄想によりお金を盗まれたと騒いだり、いきなり奇声を発したりするなどの行動がみられます。

これらの行動に対応するために要介護3では、24時間体制の介護や見守りが必要となります。

特別養護老人ホームへの入居が可能

要介護3の1番の特徴は、特別養護老人ホームへの入居が可能になることです。

24時間体制での介護が必要となる要介護3は、在宅介護のみでは介護を続けることが難しい状態です。日中、夜間を問わず対応することが迫られるため、家族の心身への負担も大きくなります。

そのため、要介護3からは長期宿泊ができる特別養護老人ホームが利用できるようになります。特別養護老人ホームは一定水準以上の介護設備を利用しながら長期宿泊することができます。

しかし、特別養護老人ホームへ申し込みをしても、すぐに入居できるとは限りません。要介護4や要介護5といった要介護度の高い方が優先され、要介護3の方は後回しとなるためです。そのため入居待ちとなるケースが多い傾向にあります。

民間の老人ホームを利用しながら、特別養護老人ホームの空きが出るのを待つという方法もあります。入居できるまでの間、無理して自宅での介護を続ける家族もいますが、民間の老人ホームに一次的に入居することも選択肢に入れておくとよいでしょう。

要介護3で利用できるサービス

要介護3では特別養護老人ホームの他にも、利用できるサービスが多数あります。どのようなサービスが利用できるかを把握し、必要な介護サービスを検討しましょう。

要介護3で利用できる介護サービス

要介護3で利用できる介護サービスは以下となります。

内容 サービス名
在宅サービス 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問看護
訪問入浴
訪問リハビリ
定期巡回・随時対応型訪問介護
夜間対応型訪問介護
通所サービス 通所介護(デイサービス)
通所リハビリ
療養通所介護
地域密着型通所介護
認知症対応型通所介護
短期入所サービス 短期入所生活介護(ショートステイ)
短期入所療養介護
施設サービス 介護老人保健施設
特別養護老人ホーム
小規模多機能型居宅介護
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
地域密着型特定施設入居者生活介護
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
介護療養型医療施設
特定施設入居者生活介護
介護医療院
看護小規模多機能型居宅介護
その他サービス 福祉用具貸与
特定福祉用具販売
住宅改修

施設サービスが充実するのが要介護3の特徴です。この他でも注目なのが、福祉用具貸与や特定副用具販売などのサービスです。

要介護3では介護の必要性が高まるために、要介護1、2に比べ多くの福祉用具をレンタルできます。

要介護3の区分支給限度額

介護保険サービスを利用すると、原則として費用の1割~3割を支払う必要があります。また、介護保険サービスは利用できる上限が決められており、要介護状態区分によって上限が異なります。要介護状態、要支援状態のそれぞれの支給限度額は以下のとおりです。

要介護状態区分 支給限度基準額
要介護1 5,032単位
要介護2 10,531単位
要介護1 16,765単位
要介護2 19,705単位
要介護3 27,048単位
要介護4 30,938単位
要介護5 36,217単位

参照:支給限度基準額 | 世田谷区ホームページ

これは世田谷区の区分支給限度額です。

支給限度基準額は単位で表されています。1単位あたりの金額が、利用するサービスや種類によって異なります。地域により違いはあるものの、1単位あたりおよそ10円〜11.40円となります。

区分支給限度額は市区町村によって異なるため、詳しい区分支給限度額を知りたい方はお住いの地域の役所へお問い合わせください。

ロイヤル介護で良い介護を

ここまでで、要介護3について解説してきました。しかし、実際に要介護3の認定を受けた後、どうしたらよいか悩んでいる方はいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば「家族が介護度3になったけれど特別養護老人ホームに入居できない」「介護で心身ともに疲れてきた」といったお悩みがあるでしょう。先ほども触れましたが、実は特別養護老人ホームの入居待ちの方は、民間の施設で空きを待つこともできますが、そのことを知らない方が多くいらっしゃいます。

このような入居待ちのご相談も、ロイヤル介護にご相談ください。

最適な介護サポートが見つかる

ロイヤル介護の相談員は、介護福祉士や社会福祉士、元施設長など現場での経験が豊富です。

現場のことを知り尽くしたプロが多数在籍しているため、ロイヤル介護に相談すれば最適な介護サポートを一緒に考えます。自立状態の人でも相談することができ、今後の体調の変化や加齢による要介護度の変化も考慮し、最適な介護サポートを考えることもできます。

長期的なサポートで安心

ロイヤル介護は相談を受けてから、介護サポートや介護の方針を提案するだけでは終わりません。老人ホームなどへの入居後のアフターフォローも充実しています。お客様が満足できる生活を過ごせるまでサポートしています。アフターフォローにより入居後の感想も多く伺っているため、入居しないとわからない情報も伝えられるのも魅力です。

まとめ

要介護3の特徴は、認知機能の低下により必要な介護が要介護1や2に比べ増加することです。家族の負担が増え、老人ホームへの入居を検討し始めたり、入居待ちの状態で介護を続けたりしている方もいらっしゃるかもしれません。

ロイヤル介護では介護サポートや介護の方針以外の相談もできます。例えば要介護申請を行っていない人には、要介護認定の申請案内をすることも可能です。介護保険制度では要介護度区分が変わるために、使えるサービスや金額が異なります。その都度、ロイヤル介護に相談することで、最適な介護サービスを探すことができます。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の執筆者

伊藤 博

資格
介護福祉士・社会福祉主事・認知症サポーター キャラバン・メイト

相談員紹介を見る

こちらの店舗に所属しています

老人ホーム紹介センター ロイヤル介護 入居相談室

そごう大宮店

330-9530

埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-6-2

そごう大宮店10階(大宮駅徒歩1分)

  • 営業時間/9:00~20:00
  • 年中無休(年末年始を除く)

老人ホーム徹底ガイドメニュー

老人ホームを選ぶ
入居までの流れを知る
入居後の生活を知る

老人ホーム・介護施設探す

市区町村名、駅名、施設名などを入力

検索

安心できる見守りサービスがついた、
60歳からの賃貸住宅。

サ高住特集

相談実績110,000組以上の
「ロイヤル介護 入居相談室」に
ご相談くださいSUPPORT

「ロイヤル介護 入居相談室」の無料相談は「相談だけではありません。提案だけでは終わりません。」
お客様と一緒に納得できる老人ホームを探し、満足した生活を送られるところまでサポートするためのサービスです。
ご相談はすべて無料。ぜひお気軽にご相談ください。

電話相談

ページ
トップへ

お気に入り

お気に入りに追加しました

 

物件をお選びください

「資料請求・見学予約」のお問い合わせに進まれる場合は、お問い合わせ対象の物件をお選びください。