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看取り対応可能な施設とは?施設を探す際のポイントを紹介!

  • カテゴリ:医療体制について
  • 最終更新日:

「看取り」の対応はどのような施設で行われているのでしょうか。

主に、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどがあり、自立を目的とした老人保健施設、サービス付き高齢者向け住宅でも行われていることがあります。病気の治療はせず苦痛の緩和に特化したホスピス施設も増加しており、最期を迎える場所の選択肢は広がっています。

本記事では、入居者が良い最期を迎えられるよう、最適な看取り対応を行う施設と、施設を探す際に確認すべきポイントについて解説します。

高齢者に必要な看取り介護

看取り介護とは、日常生活の延長線上にあります。人によって適した看取り介護は異なるため、終末期に入った方がどのような最期を迎えたいか、本人や家族の希望に寄り添ってケアをすることが大切です。

看取り介護とは

全国老人福祉施設協議会において、看取りを「近い将来、死が避けられないとされた人に対し、身体的苦痛や精神的苦痛を緩和・軽減するとともに、人生の最期まで尊厳ある生活を支援すること」と定義しています。*1

看取り介護は、死期が近づいている人の身体的・精神的苦痛を緩和するケアを行い、見守り寄り添います。医療的ケアを伴う場合は、看取り介護ではなく、ターミナルケア(終末期医療・終末期看護)という扱いになります。

*1(全国老人福祉施設協議会『看取り介護指針・説明支援ツール(平成27年度介護報酬改定対応版)』https://mitte-x-img.istsw.jp/roushikyo/file/attachment/304137/mitori-kaigo-shishin.pdf

看取り介護の具体的な内容

看取り介護は、主に身体的ケアと精神的ケアに分けられます。本人や家族の希望をできるだけ尊重し、最期までその人らしく穏やかに過ごせるように、本人の家族とともに支援します。

身体的ケア

看取り介護における主な身体的ケアは以下の通りです。

・ 食事、排せつ、口腔管理
・ バイタルサインの管理
・ 体位交換(褥瘡のケア)
・ 栄養、水分補給
・ 苦痛の緩和
・ 居室の環境整備
・ 居室の定期的な巡回

これらの支援を本人の負担にならないよう十分に配慮して行います。

精神的ケア

看取り介護における主な精神的ケアは以下の通りです。

・ コミュニケーション(声かけ、スキンシップ)
・ 穏やかに過ごせる住環境の提供
・ プライバシーの保護

死期が近づいているという不安や恐怖から、本人や家族はストレスを抱えやすくなっているので、看取り看護において精神的なケアは重要です。

看取り対応可能な施設とは

看取り介護を行うことができる施設は、介護保険法で定められている条件を満たしている施設に限ります。主に、特別養護老人ホームや有料老人ホームが条件を満たしています。

さまざまな介護施設で看取り介護が行われている

看取りに対応している主な施設種別は、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホームなどですが、入居者の自立を目的とした老人保健施設や、自立した方向けのサービス付き高齢者向け住宅でも、看取り対応をしている場合があります。安らかに最期を迎えたいというニーズの増加から、ホスピスケアを行っている介護施設や、専門的に提供するホスピス施設も増えています。

ホスピスとは安らかに最期を迎えるのに特化した施設であり、24時間看護師が常駐していたりと手厚い医療サポートを受けられるのが特徴です。落ち着いた環境で医療的ケアを受けることができます。各施設で特徴が異なるため、本人や家族の希望に合う施設を選びましょう。

看取り介護加算の算定条件

看取り介護加算とは、回復が見込めない入居者に対し看取りを行う場合に、生活支援を行う介護事業者に対して加算される制度です。厚生労働省が定める算定基準を満たしていれば、看取り介護加算ⅠもしくはⅡが認められます。

【看取り介護加算Ⅰの算定要件】

● 常勤の看護師を1名以上配置し、病院若しくは診療所、指定訪問看護ステーションのいずれかの看護職員との連携により24時間連絡できる体制を確保していること
● 看取りに関する指針を定め、施設入所の際に入所者とご家族に対し、看取りに関する指針の内容を説明し、同意を得ていること
● 医師、看護職員、ケアマネジャー、介護職員、生活相談員などが看取りについての協議を行い、適宜看取りに関する指針の見直しをすること
● 看取りに関する職員研修を行なっていること
● 個室または静養室などを利用し、本人、ご家族、周囲の入所者に配慮すること

【看取り介護加算Ⅱの算定要件】

● 加算Ⅰの要件を満たしていること
● 入所者に関し、配置医師と施設間で下記の具体的な取り決めがあること
   1. 緊急事態が起きたときの注意事項や情報連携の方法
   2. 曜日、時間帯別の連絡手段や診察依頼時間
● 複数名の医師が配置されている、または協力関係にある医療機関の医師が必要な際に24時間対応できること
● 上記2、3について書面にて届け出ていること
● 看護体制加算Ⅱを算定していること

これらの条件を満たしている施設であれば看取り介護を行うことができます。加算される費用は介護保険が適用されるので、入居者は加算された費用のうち、1~3割を負担することになります。

ホスピスへの入居について

ホスピスとは、死期が近づいている方の苦痛を和らげる治療やケアを行い、最期のときを穏やかに過ごしてもらうことに特化した施設のことです。

看護師や介護士に加え心理士や、ソーシャルワーカーなどと連携して本人や家族の精神的なケアを行います。また、家族が宿泊して一緒にケアに参加できるよう環境を整えている施設もあります。

ホスピスでは病院と異なり、抗がん剤の使用や手術などの医療行為を行いません。また、病気による苦痛を緩和・軽減し穏やかに過ごすことを目的としているため、手術などは受けられません。

看取り対応可能な施設を選ぶ際に確認すべきポイント

穏やかに過ごして最期を迎えたい、尊厳を持って最期を迎えたいと思うのはごく自然なことです。ここでは看取り対応している施設選びで後悔しないために確認しておきたいポイントを解説します。

体調急変時に対応できるかどうか

終末期は体調が急変することがよくあります。多くの施設では、施設の看護職員がオンコール(呼び出し)対応しており、次いで夜勤や当直の看護職員、次に訪問看護ステーション、医療機関と連携してオンコール対応体制をとっています。

夜勤、当直の看護職員やオンコール体制はどうなっているのかなど、施設の人員体制や配置について確認しておきましょう。

看取りの実績が豊富かどうか

看取り実績が豊富であれば緊急時もすぐに対応してもらえるので安心です。実績は公表してないことがほとんどなので、施設に直接問い合わせてみましょう。その際、入居者と同じ症状の利用者の看取り実績がどのくらいあるのか確認しておきましょう。

施設内の連携が取れているか

担当者によって態度が違ったり、体調の変化などの情報が共有されていないと入居者は辛い思いをします。入居者の状態記録や生活記録を、どのようにスタッフの間で共有しているか、施設に質問しましょう。また見学できるのであれば、実際に働いているスタッフもよく観察しておくと良いでしょう。

本人と家族に寄り添ってくれるか

看取り介護の対象には本人だけでなく、家族も含まれます。例えば、最期に家族は泊まれるかという相談について、原則宿泊禁止でも希望や状況に合わせて柔軟に対応してくれることもあります。施設が、希望を伝えたら最善な介護方針を提案してくれるかどうか確認しましょう。

看取り看護の方針について

看取り看護や介護の方針については施設によって異なります。施設の方針と、理想とする最期が違うと、入居者と入居者家族は辛い思いをしてしまいます。また看取り介護の方針が明確な施設であれば、しっかり看取り介護に向き合っている可能性が高いでしょう。看取り介護を行っている施設を探す際は看取り介護の方針について、質問しましょう。

亡くなった後の対応を行っているか

亡くなった後の対応を行っているか確認しておきましょう。施設によってはエンゼルケア(死去後、身体を清めたり化粧をするケア)を行っています。また、施設内で葬儀から火葬までできる施設もあります。

施設との行き違いがないよう、これらの亡くなった後の対応についても確認しておきましょう。

看取り介護を行っている施設を探すならロイヤル介護へご相談を

ロイヤル介護なら、看取り介護・終末期・ターミナルケアを行なっている施設を探すことができます。住んでいる地域やテーマ、病気・病名などの条件を指定できるほか、現地レポートのコメントも掲載されているのでリアルな施設の情報を得ることができます。

有資格者や介護現場の職員に相談することによって、終末期の最善な介護方針が分かり、入居者や入居者家族にとって最適な看取り介護を行ってくれる施設が見つかるでしょう。

来店相談が難しい場合はオンラインでの相談も可能です。プロの相談員がアフターフォローまで責任を持って対応するので、最適な施設を探しているのであればぜひ一度相談してみてください。

この記事の執筆者

森 玲子

資格
介護福祉士

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252-0303

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