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老人ホームでのトラブルの原因と施設の対応とは?施設選びについても解説

  • カテゴリ:日々の生活について
  • 最終更新日:

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さまざまな環境下で暮らしてきた、異なる価値観を持つ人が入居する老人ホーム。予期せぬ人間関係のトラブルが発生することもあるでしょう。もしトラブルが発生したらできるだけ早く解決することが大切です。

今回は、入居者同士でトラブルが起こってしまう原因と、解決方法や予防策を解説していきます。

入居者同士でトラブルが起こる原因

人は加齢に伴い頑固になる傾向にあるため、トラブルが起きたときは、周りの施設職員や家族の仲裁やサポートが必要です。では、どのようなことが原因でトラブルが起こるのでしょうか。主な事例をまとめてみました。

悪口

集団生活を送る中で、ちょっとしたうわさ話や悪口は誰しも口にしてしまうのではないでしょうか。例えば自分の服装について心無い傷つくことを言われたり、工作で作ったものに対しセンスがないと言われたり、身体的な動きや認知症の症状に対して馬鹿にされたりなど、内容はさまざまです。

悪口を受け流すことができずに相手に言い返したりすると、トラブルに発展することがあります。

他の入居者との距離感の取り方の難しさ

他人との付き合い方には個人差があります。例えば、話好きな人や一人の時間が好きな人の理想の過ごし方は異なります。ただ老人ホームではさまざまな人が共に生活をしており、それぞれの理想の生活を尊重しなければなりません。また中には、認知症があるなどの理由でコミュニケーションが難しい入居者もいるでしょう。

そういった集団生活の中で、他人との距離感の取り方がわからず、ストレスを抱えてしまうことがあります。そのストレスが原因となり、トラブルに発展してしまうことがあります。

スタッフの態度による嫉妬心

老人ホームの職員との関係で、入居者同士のトラブルに発展するケースがあります。職員の態度が冷たく感じたり、職員が一部の入居者と仲良くしすぎることで、贔屓しているのではないかと想像してしまい、トラブルに発展してしまう可能性があります。

恋愛感情

他の入居者に一方的に恋愛感情を持たれ、トラブルに発展する可能性があります。穏やかに生活をしたいのに、特定の入居者に必要に迫られたり、プレゼントや花束を送られたりという迷惑行動をされることで、施設にいることが苦痛に感じてしまうでしょう。

他の入居者と比較した際の孤独や嫉妬

入居者の孤独や喪失感が原因で、トラブルになるケースがあります。孤独や喪失感は、住み慣れた自宅から老人ホームへ入居したことや、社会的な居場所を失うことなどが原因で抱えてしまうことが多く、抱えてしまったストレスを、暴言・暴力などで発散してしまうことがあります。

また、家族の面会が多い入居者や、夫婦で利用している入居者に対する嫉妬心などが引き金となることもあります。

入居者同士のトラブルに施設はどのように対処している?

入居者同士のトラブルが起きた場合、施設側はどのような対応をしているのでしょうか。ここからは施設側による解決方法をご紹介します。

事実確認と調査

実際に入居者同士のトラブルなどが起きた場合、施設相談員や現場介護職員などで事実確認を行います。認知症などではなく入居者の意思疎通が可能な時は、それぞれの入居者へ別室で事情を聞き、職員が間に入って解決につなげます。職員は一方的に決めつけをせず、両者それぞれ平等に対応するよう努めます。

スタッフや他の入居者へ説明

施設職員は、トラブルの内容を施設内で情報共有し、同じようなトラブルが起きないよう努めます。今後のトラブルを防ぐため、施設内のルールの再確認をして、他の入居者への説明を行ったり、館内にお知らせとして掲示します。

職員が間に入っても解決しないトラブルに発展した場合は、家族を交えて説明の場を設けなければなりません。職員はトラブルの内容を記録に残し、家族に説明を求められたときすぐに提示できるようにします。

居室やフロアの移動

当事者同士で解決が難しい場合は、必要に応じて居室やフロアの移動を行います。その時に、どちらの入居者が移動するかを慎重に判断し、同意を得たうえで実施しなければなりません。居室移動が難しい場合は、多人数が集まるフロア内で近くの席に配置しない、接点を作らないなどの配慮を行います。

職員の態度による嫉妬心が原因の場合は、職員配置替えをするなどで対応します。

トラブルがあった際に入居者家族がするべきこと

いざという時入居者の話を聞いたり、味方になることができたりするのは入居者の家族です。もし入居者がトラブルにあった場合、家族がするべき対応はあるのでしょうか。

まずは信頼できるスタッフに相談しよう

まず、実際にトラブルが起きた場合、ホーム長やケアマネジャー、生活相談員などに相談をしてみましょう。トラブルが大きくなる前に早めに相談することが大切です。トラブルの仲裁に入ってくれたり、席を離してくれたりなど対応してもらうことができます。

それでも解決しない場合や、施設の対応に不信感がある場合は、自治体の相談窓口などの第三者機関に相談することができます。

住み替えの検討

トラブルの原因である当事者同士が更なるトラブルを起こさないよう、皆が集まるホールの席を遠くに離すなどの席替えを行います。しかし部屋が近かったり、部屋内の騒音などのトラブルが起きていたりする場合、住み替えを検討しなければならない場合があります。

しかし、住み替えをすると今まで親しんだ環境を変えなければならず、入居者にとって大きな負担になるでしょう。そのため家族は、入居者本人の同意を得た上で、慎重に住み替えの検討を行う必要があります。

トラブルを起こさないために事前にできること

入居者同士のトラブルが起きた場合も、大きなトラブルになる前に小さな芽を摘んでおくことが大切です。ここでは、入居者同士のトラブルの予防法についてご紹介します。

できるだけ施設に通い、小まめに話を聞く

トラブルの原因の根幹には入居者の喪失感や孤独感があります。家族ができることとしては、できるだけ頻繁に入居者の面会へ行きましょう。寂しくさせないよう話を聞いたり、ちょっとした変化を敏感に感じ取れるようにしてください。入居者が悩みなどを気軽に打ち明けることができるような関係性を、日頃から築いておくことが大切です。

入居者同士のトラブルが少ない老人ホームを選ぶ

入居者のトラブルが少ない施設を探すなら、トラブルに対する対応がしっかりできている施設を探しましょう。

スタッフが入居者の状態について細かく把握し、情報共有ができている施設なら、トラブルへの対処も早いです。トラブルが少ない施設は、トラブルへの対処方針を質問しても改善策をきちんと説明することができます。

ロイヤル介護では有資格者や介護現場の職員などの介護の専門家によるアドバイスを聞くことができるので、トラブルが少ない施設や、入居者ご本人にピッタリの施設を探すことができます。ロイヤル介護で、入居施設の相談をしてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

浅野 恵

資格
ロイヤル介護 入居相談室 相談員・介護福祉士・高齢者住みかえ支援相談員

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老人ホーム紹介センター ロイヤル介護 入居相談室

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206-0033

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