今回のテーマは「介護基本情報　介護保険の申請について」です。

介護保険の申請について

介護は医療保険と異なり、まず使うためには申請が必要になります。申請の流れを図にまとめました。

①市区町村の窓口に申請書の提出をします。
②自宅や病院等に調査員の方が来て認定調査が行われます。さらに、介護が必要な人の主治医の先生に意見書をもらいます。
※「主治医の意見書」は要介護認定の申請書に記入した主治医に市区町村が作成を依頼します。
③それらをもとに、自治体の方で介護度の審査が行われます。
④審査結果の通知が来ます。
　（申請書の提出から介護度の認定結果までに約1ヶ月かかります。 ）
⑤ 担当の自治体の方（ケアマネジャーや地域包括支援センター）と一緒にケアプランが作成されます。
⑥その後、介護保険サービスが開始になります。

介護保険は申請から約１ヶ月かかりますので、早めに申請をしましょう。

【インターネットで検索】

実際に申請の流れを、よっちゃんの地元「東京都武蔵野市」でみていきます。

検索ワード：「　武蔵野市　介護保険申請　」（親の住んでいる市区町村　介護保険申請）を入力

介護保険 要介護認定・要支援認定申請書｜武蔵野市公式　をクリック！

【申請できるかた】

１．本人　　2．家族　　3．成年後見人　　４．指定居宅介護支援事業者、介護保険施設　等

★地域包括支援センターが申請を代行することも可能です。

【手続きに必要なもの】

1. 介護保険　要介護認定・要支援認定書　
2. 認定調査連絡票
3. 介護保険補被保険者証(65歳以上の第1号被保険者）
4. 医療保険諸被保険者証の写し(40歳以上65歳未満の第2号被保険者のみ)
5. 主治医の氏名、医療機関名、診療科目、所在地、電話番号がわかるもの(診察券など)

上記の１，２については、市区町村にてフォーマットが用意されています。

上記の3、介護保険被保険者証は、65歳の誕生月に送られてきます。

上記の5、主治医の意見書は、申請書に記入した主治医に市町区村が作成を依頼します。

【個人番号の確認について】

親のマイナバーがどこに置いてあるかわからない方も多いと思いますが、わからない場合でも申請は受付けできます。個人番号を記入した場合は、「個人番号確認書類」と「本人確認書類」が必要になります。

【受付窓口】

市役所高齢者支援課、在宅介護・地域包括支援センターになります。

受付時間は、開庁時間内になります。

郵送での申請も可能ですが、ファックスとメールの申請は不可と記載されています。

★地域により「地域包括支援センター」が土曜日に営業している場合があります。お電話にて確認してください。

介護保険　要介護認定　要支援認定申請書（記入例）

認定調査連絡票（記入例）

※フォーマットは自治体により異なります。

※調査時の立会いは希望することをおすすめします。

ゆるっとクイズ

Q．65歳以上の人が介護保険の申請をする際に必要ないものはどれでしょう。

• 要介護認定申請書
• 介護保険被保険者証
• 健康保険証
• 主治医の氏名
• 被保険者本人のマイナンバー
• 申請者の心のゆとり

・・・

Ａ．健康保険証　です。
何故かというと、40歳から64歳までの方は介護保険証が無いので健康保険証を使って介護保険申請をします。
65歳以上の方は介護保険証が届いているので、そちらを使って申請します。

申請者の心のゆとり、大事ですね！！
介護保険被保険者証や、マイナンバー等必要書類が見当たらなくても、相談して頂くとなくても申請手続きを進める事は可能ということですので、申請窓口に行ってください。

今回のまとめ

「一度、家族の市区町村の介護認定申請書を見てみよう!!」

～ ゆるっとかいご　説明 ～

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