2：52

動画の内容を読みたい方はこちら

今回のテーマは「成年後見人に通帳を預けてくれないケースはどうするのか」です。

永井） 成年後見人がついたら、その方に通帳を預かっていただくのですよね？

村山） ）はい。でも中には通帳を成年後見人に預けてくれない方がいます。 多くは、お金に執着があり、通帳や現金が手元からなくなると不安になってしまうからです。

永井）認知症の症状の一つに、お金に執着してしまうというのもあります。

村山） そのような方は、通帳がないことでパニックになる可能性があるので、無理に通帳を預かることはいたしません。今までの通帳はご本人にお持ちいただき、後見人は銀行に届け出をし、新しい通帳を発行してもらいます。ご本人がお持ちの通帳は使えなくなってしまいますが、手元にあることで安心されます。

髙橋） 通帳を預けてくれない方でも後見人をつけることはできるのですね。

村山）はい、可能です。通帳を預けてくれないから手続きが進まないということはありません。それは、法定後見人だろうが任意後見人だろうが同じです。本人の心の安定を一番大事にして手続きを進めたいですね。

～ ゆるっとかいご　説明 ～

介護する家族を応援する介護情報チャンネルです。介護にかかる費用や、介護施設、認知症、相続のことなどを、はじめての方にも分かりやすくお伝えします！