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渡辺)「認知症」って一体何?というお話から始めます。
渡辺)認知症というのは病名ではなく状態を表す言葉なんです。病名と言うのは、「アルツハイマー型認知症」とか「脳血管性認知症」、それが病名になります。最初に私の想いをお話します。認知症の人を「困った人」ではなく、「困ってる人」と捉えるということです。
ご家族様から「うちのおばあちゃん、困ったことばかりするのよ~」ってことで家族の中では認知症の人が「困った人」になってることが多いです。「困った人」と考えてしまうと、私たちは注意したりします。でも、ご本人は困っていて、更に注意までされたら「すごくいたたまれない気持ち」になりますよね。もし「困ってる人」と捉えたら、その人にとってはサポートが必要だということに気付きます。目の前の人の想い、心を見ていくことを大事にしたいと思っています。
永井)400万人ぐらいでしたか・・・・
渡辺)日本では今462万人の認知症の人がいると言われています。
渡辺)ちなみにこの数字は、平成25年の数字ですので、今は500万人以上いると言われています。
髙橋)今で500万人だから・・・700万人ぐらいですか?
渡辺)そうです。700万人ぐらいと言われています。これから周りに認知症の人がどんどん増えていきます。だからしっかりと「認知症」を学んでいきましょう。先程の462万人って数字が、多いのか少ないのか、わかりにくいので、もう少し説明します。
髙橋)2番の12人に1人。
渡辺)正解です。
永井)2番だと思います。
渡辺)今、85歳以上の40%が認知症と言われています。決して他人事ではないです。だから最近は、小学校や中学校でも「認知症」の授業を行うようになってきました。お二人は中学校の時、学校で認知症の事を習いましたか?
髙橋)いいえ。「認知症」なんて言葉もなかったです。
渡辺)今の子供たちは学校で習ってるんですよ。
永井)確かすごく多くて、70種類ぐらいだったと思います。
渡辺)一般的には、70~80種類あると言われています。多いですね。有名なのが、下記の表にある4つです。
お二人も名前を聞いたことがあると思います。簡単に説明をします。
読んで字のごとく、脳の血管が障害を受けてしまい、脳梗塞とか脳出血、いわゆる脳卒中になった人の約2割の人が後遺症として、「認知症」が発症すると言われています。脳梗塞と言えば、何となく片麻痺は想像しやすいと思いますが、体の半分が麻痺するということは、歩く時、着替え、食事に介助が必要になってきます。
一言で言えば「記憶障害」が特徴です。医師の方は、「私たちは体験の一部を忘れます。でも認知症になると、体験のすべてを忘れてしまう」と説明します。例えば、お二人が家族の人にスーパーで買い物をお願いされたとします。「牛乳と卵と納豆を買ってきて」と言われ、実際に買う時に、「牛乳と卵・・・あと、もう1個何だっけ?」と思い出せないことはないですか?
髙橋・永井)あります。
渡辺)これが体験の一部を忘れるということです。でも認知症になると、スーパーで買い物をお願いされたこと自体を忘れてしまいます。これが「アルツハイマー型認知症」の特徴です。
これは、3つの有名な特徴があります。①パーキンソン症状 ②幻視 ③認知機能の変動 と言われています。①パーキンソン病は聞いたことがあると思いますが、「レビー小体型認知症」というのは「パーキンソン病」と本質的には同じ病気だと言われています。例えば、歩きにくくなったり、転倒しやすくなったり、そういう症状が見られる方もいます。②「幻視」と言って目の前にないものが見えるのも特徴です。③「認知機能の変動」は、簡単に言うと「調子が良い時と悪い時の差がある」ということです。さっきまで、お話もできていて、こちらの話も理解できていたのに、1時間ぐらいすると理解が乏しいような気がするし、身体の動きも悪いような感じになったりします。これが日によって変わる方もいれば、1週間の何曜日と何曜日は調子が悪いという風になる方もいます。
頭の前の部分が障害を受けてしまう認知症なのですが、「社会のルールを守れなくなる」というふうに言われています。例えば、目の前の信号が赤になったら止まりますよね。急いでいても、社会のルールで赤信号は止まらなければいけないので守ります。「前頭側頭型認知症」の方の中には赤信号なのに渡ってしまったり、スーパーで売っているお菓子をその場で食べてしまったりする方もいると言われています。ほかにも「常同行動」常に同じ行動をとると書きますが、常に手を叩いていたりとか、同じ文字を書き続けるとか、本人とっては同じことを繰り返すということが、安心に繋がっていると言われています。
渡辺)病気の特徴を知って関わることが大事です!今回お話した4つの認知症で一番多い認知症はどれだと思いますか?
髙橋)よく聞くのは、「アルツハイマー型認知症」です。
渡辺)正解です! 表にまとめましたのでご覧ください。
髙橋)今後も「認知症」について動画を作成しますので、是非一緒に学んでいきましょう!
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この記事の執筆者
髙橋佳子(たかはし よしこ)
ケアポット株式会社 代表取締役
自身の親の介護を活かし「かいごに楽しさをプラスする」をテーマに活動。
介護離職防止コンサルタントとして、企業で働く人の「仕事と介護の両立」を支援。
著書:親と子の新しいコミュニケーションツール『親ブック』
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