今回のテーマは「サービス付き高齢者住宅を探す時のポイント」です。

サ高住は施設によって特徴が様々なので、どうやって探すと希望の施設が見つかるのか星野さんにお伝えいただきます。

星野）サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、施設によって提供されるサービスが違うので、希望に合った施設を選ぶためには、施設の特徴をしっかり確認することが大事です！

髙橋）サ高住は有料老人ホームや特別養護老人ホームとは異なり、掃除や洗濯などの家事サポートや、トイレのお手伝いといった身体介護のサービスは基本的に提供をしていませんよね。

星野）そうです。ですから、サ高住（サービス付き高齢者向け住宅）を選ぶときは、どんなサポートが必要か、どんな生活を送りたいかをしっかり考えて探すことが大切です。ただ、ネットでは、どんなサービスを提供してくれているのか詳しく書かれていないことがあります。

髙橋）それは困りますね。ネットで探すときはどうしたらいいですか？

星野）ネットで探すときのポイントを、サ高住のタイプを２つに分けてお伝えします。

認知症の方に対応していたり、見守りサービスがしっかりしているサ高住は・・・

・運営している会社が介護事業者や医療機関であるところ

・建物内にディサービスや訪問介護が併設しているところ

・部屋の内にキッチンやお風呂がなく、共用部分に設けているところ

これらのサ高住は、たいてい24時間スタッフがいて、ごみ出しや服薬チェック、一日に何回か安否確認をしてくれる生活支援サービスが整っていることが多いです。

髙橋）サポートサービスの充実を求める方は、そのあたりを確認するといいのですね！

お元気な方のサ高住は・・・

・一人用なら1K以上、二人用なら1LDKや2LDKといった広めの部屋があるところ

・食事サービスがないところや、昼と夜だけ、または夜だけ提供しているところ

・駅やバス停など、交通機関から歩いて行けるところ

これらのサ高住は、外出が自由で、今住んでいる家と同じように自由に暮らすことができます。また、スタッフは日中だけいることが多く、夜間は警備会社が緊急対応をします。

髙橋）そのあたりの情報は、施設のホームページでも確認できますか？

星野）はいできますが、安否確認の回数や、ゴミ出しなどの生活支援サービスがどこまでやってくれるか、またどんな身体の状態の方が住んでいるかは、実際に見学しないと分からないことが多いです。

髙橋）なるほど、インターネットでは限られた情報しか分からないので見学は重要ですね！

星野）はい、必ず見学はしていただきたいです。効率良く必要なサービスを提供してくれるサ高住を探したい方は、インターネットだけではなく、ケアマネジャーや専門の相談窓口に相談することをお勧めします。

髙橋）とりあえず住んでみて、合わなかったら引っ越すというのは、なかなか簡単にはできないですからね。

星野）お客様の中には、なんとなくこんな感じでと気軽な気持ちでじで探している方もいますが、実際にはすぐに退去する方は少なくて、サ高住の平均居住年数は5年以上です。

入居する人に合ったサ高住を選べば、元気な方はそのまま元気に過ごせますし、介護が必要な方でも現状を保ちながら生活を続けている方もいます。だから、希望に合ったところをしっかり探してほしいです。

まとめ

サ高住はサービスが様々なので専門家の力を借りながら、見学をしっかりすることが失敗しない秘訣かもしれません。

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