今回のテーマは「リフォームについて　その①」です。

介護にまつわるリフォームは介護保険の給付を受けて行うことができるものがあります。 そこで失敗しないために、是非とも気を付けていただきたいポイントを 在宅介護サポーターの永井さんとお伝えします。

介護リフォームのポイント

髙橋）先にポイントをお伝えします。

永井） ゆるっと的リフォーム術！

リフォームを失敗しないためには、
介護保険で補助される20万円を1回で使い切らないこと！！

髙橋）なぜなら、意外とリフォームの失敗談をお聞きします。補助の限度額を全て使い切った後に、必要な個所に手すりが無いとか、大丈夫だと思っていた段差でつまずいてしまったので、追加で工事をしようと思ったら、全額自腹になってしまった...などという話を聞きます。

いざリフォームしてみると

永井）私もデイサービスを開設する際に、手すりを付けるのに専門の業者さんを呼び、私も立ち会い必要な個所と思い設置したものの、結局、使っていない手すりがあります。

高橋）リフォームする際は、住環境コーディネーター（※）やケアマネジャーが相談に乗ってくれながら進めていきますが、専門家が立ち会っても完璧とはいきません。

※福祉住環境コーディネーター：高齢者や障害者が安全かつ快適な生活を送るための住環境を提案するアドバイザー

永井）自治体からは実績のある業者さんを紹介してもらえますが、、一人一人体格も違い、症状も違いますので、初めから100点満点のリフォームをすることは難しいです。

だからこそ、 ゆるっと的リフォーム術！

高橋）１回で介護保険で補助される20万円を使い切らないこと！！

永井）そのためには例えば、補助される20万円のうち、１回目に10万円分のリフォームをして、その次のリフォームで残りの10万円分リフォームするなど、分けて使うことも可能です。

髙橋）最初のリフォームからどれくらい生活した後に、次を考えればよいかな？

永井） まずは半年ぐらい様子を見て、もう1回リフォームするかどうかを決めると良いと思います。

～ ゆるっとかいご　説明 ～

介護する家族を応援する介護情報チャンネルです。介護にかかる費用や、介護施設、認知症、相続のことなどを、はじめての方にも分かりやすくお伝えします！