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8:12
今回のテーマは「看取り」についてです。
家族にとって、後悔のない介護をする上でとても大事なお話しです。 満足のいく最期を迎えるのために押さえておくべき考え方を特別養護老人ホームケアプラザさがみはら施設長大塚さんとお伝えします。
髙橋)最近よく「看取り」って言葉を聞きますが、よくわからないという方も多いと思います。
永井)大塚施設長に、看取りの経験などから、色々教えて頂ければと思います。
大塚)「看取り」って何?からお話します。
とてもシンプルに答えると、人生の最期の瞬間まで生活のケアをしたり看病をして、その方を見守ることが「看取り」です。「QOL」という風に言われるんですが・・・
Quality of life = QOL(人生の質・生活の質)と訳されたりします。
難しく考えずに、
そのご本人にとって何が幸せなのか?
どういった価値観を持っているのか?
どんな瞬間に嬉しいと思うのか?楽しいと感じるか?
ということです。
「人生の最期を自分でどう過ごしたいか」を考えた時に、私は食べることが好きなので、口から物が食べれなくなったら、長生きしたくないなーという風に思っています。それに最期は病院ではなく、家族と一緒に過ごしながら亡くなりたいという希望を持っています。
皆さんはどうですか?
永井)私も住み慣れた家で、家族に囲まれて最期を迎えたいと思いました。お世話になった人に、会って御礼を言いたいなというのが、今思い浮かびました。
髙橋)私も食べれなくなったら、どちらかと言えば、安楽死をしたいという感覚で、その時はお家ではなくて、病院で息を引き取ってもいいかなって考えもあります。
大塚)ありがとうございます。本当にその人の価値観は、何が正解という訳ではなく人それぞれですので、そこを踏まえて考える事が重要です。
大塚)「看取り」という言葉が今注目されている背景には、日本の少子高齢化社会という現実があります。高齢者が多くなることで問題になっているのは医療費を含めた社会保障費が非常に大きくなっていることです。
老衰で亡くなる人や、延命治療を望んでいない人も、みんな今入院をしてしまいます。そして病院で治療を受けて過ごします。こういう状況を国も防ぎたいと思っています。
大塚)人生の最期を自分がどこで過ごしたいかということは、非常に大切なことです。
先日、認知症(高齢者)の方が透析治療をしている番組がありました。その方は認知症でご自身が治療が必要だということは理解できない状態です。ですのでベッドに長時間拘束されて、いろんな管を付けられて治療をするということがとにかく苦痛な様子で、怖くて暴れてしまいました。暴れてしまうと非常に危ないのでベッドに拘束具で縛り付けられて涙を流しながら、透析を受けるという番組でした。
人生の最期をどう過ごすかを考える時に、私はただ寿命が長くなるということよりも、その人らしい、本人が望む最期を迎えられたかどうかを、大切にしています。
永井)泣きながらっていう状態では、「辛い」と思います。
髙橋)私はそういうことになったら、治療は控えて欲しいと思っています。
大塚)そういった事も家族にしっかりと、自分がこうなった時に、こうして欲しいという事を伝えていれば、嫌がる透析治療をしなかったかも知れません。自分自身が意思の疎通が出来なくなった段階で、家族にそこを推測させながら決めてもらうというのは、非常に酷なことだと感じています。
ACP = Advance care planning (人生会議)
人生をどう過ごすか?自分が何に価値観を感じてどういう風に過ごしたいかを、家族と元気なうちから話し合っておくことが大切だと思っています。
大塚)親がどういう事に対して価値観を持っているかとか、どういうことを望んでいるかという事を知るうえで、髙橋さんが作っている「親ブック」は、とても有効だと思っています。
髙橋)いきなり死について話すのは、ハードルが高いので親の趣味や嗜好の話をしながら、「実はこういう風に亡くなりたいんだよ」っていう話ができたという読者の方もいらっしゃいました。
大塚)日本は「死」について話すのを「縁起でもない」「そんな不吉な話しないで」とか忌み嫌うような文化がありますが、とても大切な問題ですので、是非ご家族と日頃から他愛もない会話で結構ですので、話していくことをお勧めします。
永井)価値観について家族と早めに話しておくという事が大事なんですね。
髙橋)「看取り」という問題は大切なことなので、これを機に皆さんも考えてみてください。
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この記事の執筆者
髙橋佳子(たかはし よしこ)
ケアポット株式会社 代表取締役
自身の親の介護を活かし「かいごに楽しさをプラスする」をテーマに活動。
介護離職防止コンサルタントとして、企業で働く人の「仕事と介護の両立」を支援。
著書:親と子の新しいコミュニケーションツール『親ブック』
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