今回のテーマは「訪問入浴について」です。

今回は、介護保険の中の訪問入浴についてです。 訪問介護で自宅でお風呂に入れてもらうのと、 訪問入浴でお風呂に入れてもらうのとでは、 実はサービスが違います。 在宅介護サポーターの永井さんとお伝えいたします。

訪問入浴とは

髙橋）訪問入浴というと介護士が家に来てくれて、入浴のサポートをしてくれるというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実は違います。

永井）訪問入浴というのは、専用の車が自宅まで来て、 組み立て式の浴槽を使って部屋の中にお風呂を組み立てます。看護師1名と介護職員２名、合計3名で入浴の介助をしてくれます。看護師も一緒に来るので、血圧の高い方や、寝たきりの方など、持病をお持ちの方も安心して自宅でお風呂に入ることができます。

髙橋）今回はその訪問入浴の特徴と費用、最後に、自宅で介護をする人が受けられる入浴サービスをまとめてお伝えします。

訪問入浴サービスの流れ

永井）「訪問入浴」の時間と流れは、訪問→体調確認→入浴はだいたい10分程度くらいですが、前後合わせて40～50分ほどかかります。

髙橋）専門のスタッフが3名いるので、入浴中はコミュニケーションをしっかりとることができます。入浴後は爪を切ってくれたりなど身なりを整えてくれます。

訪問入浴の費用

永井）費用は全身浴で1回　1,256円です。

髙橋） 高齢者の方の入浴回数はだいたい週に2回ぐらいです。

永井）なので、１ヶ月にするとだいたい１万円ぐらいになります。

どんな家でも来てくれるの？

Q.1　マンションの上の階に住んでいる場合でも大丈夫ですか？

A.1　その場合は、車についているボイラー設備は使わずに、家のお湯を使って行うため、高層階でもタワーマンションでも大丈夫です。

Q.2　家の中に大きな浴槽が入れられるか心配なのですが？

A.2　畳2畳ほどあれば大丈夫です！浴槽は組み立て式なので、入り口が狭い場合でも、バラして運び込むことができるので大丈夫です。 お家の環境に合わせて対応してくれますので、安心してください。

自宅で介護をしている場合に受けられる入浴サービス種類

髙橋） 訪問入浴以外にも、自宅で介護をしている人が受けられる入浴サービスを表にまとめました。

永井）訪問入浴以外に４つあり、自宅に介護士や看護師が来るタイプや、介護施設に行って入るサービスがあります。

訪問入浴を選ぶ方の特徴

永井）このいくつかの入浴サービスの中で訪問入浴を選ぶ方にはこのような特性があります！

永井）家の浴槽では入浴しづらい方や寝たきりの方に需要が高いです。

髙橋）自宅にて入浴ができるので、好きな音楽を聴きながらリラックスしてお風呂に入る方もいらっしゃるようです。

永井）お風呂が大好きな方にとって、いつまでもどんな状態でも、自宅でお風呂に入れるというのが良いサービスだと言えます。

～ ゆるっとかいご　説明 ～

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