今回のテーマは「 賢い宿泊サービスの使い方とは？」です。

自宅で介護をしている人が、旅行に行きたい時、泊りの出張がある時、介護疲れを癒したい時などに、ショートステイを利用する事は、とても大事です。利用の際に、気を付けて頂きたい事がありますので、 在宅介護サポーターの永井さんとご紹介致します。

ショートステイ利用注意点

永井）うちのデイサービスを利用されている方が、外部の宿泊サービスを利用し、自宅に戻ってきたら、「認知症が進行していたり」「体力が落ちていたり」ということがありました。

髙橋）私も聞いたことがあります。

永井）それには、いくつか原因が考えられます。

1. 普段とは違う環境で生活する事
2. 短期的な滞在の為、特定の友人を作るのが難しい
3. 施設によっては日中帯、車椅子に座ったままで中々活動しない

髙橋）そうならないためには、どうすればいいですか？

永井）注意点が２つあります。

永井）1つ目は提供されているレクリエーションを確認し、利用者の趣味・嗜好も伝えることです。理由としては、活動的な時間を増やす事が認知症の進行を抑えたり、筋力の低下防止につながります。

2つ目は認知症で環境の変化に弱い方は普段利用している施設に宿泊することです。理由は、環境を変えない事が、認知症の方には、非常に有効です。見覚えのある場所やスタッフ、そして利用者さんがいることが、安心感に繋がります。

一時的宿泊サービスができる施設一覧

髙橋）一時的な宿泊ができる施設を一覧にまとめました。

髙橋）施設により宿泊費用が、かなり異なりますので、利用される前に費用面はしっかりと確認してください。

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