今回のテーマは「デイケアとは？」です。

髙橋）デイケアとは医師の指示のもと通い、専門家からリハビリを受ける所です。通所リハビリテーション（通称：通所リハ）と呼ばれています。一人で日常生活が送れる様にリハビリ機器が充実している施設で、専門家からリハビリを受けられます。入浴・食事・レクリエーションなども提供しているので、デイサービスと混同する方が多いです。

永井）骨折や関節症、脳卒中などから日常生活に復帰出来る様に、医療ケアや専門的なリハビリが必要な方は、デイケアを選択される方が多いです。

髙橋）デイケアの１日の流れを見てみましょう。

髙橋）８時30分にお迎えが来て、午前中に専門家によるリハビリがあります。これがデイケアの特徴です。午後はレクリエーションをして楽しく過ごし、夕方4時頃に帰宅する流れになります。

デイケアの費用（例）

髙橋）要介護3（1割負担）の方。1回あたり993円、入浴はプラス50円。週３回通い、入浴は2回の場合、月の合計12,316 円 になります。

髙橋）この金額は、介護度や定員数、通う時間によって変わってきます。デイケアの特徴は、通う時間が1～2時間、または2時間から3時間という短時間での利用ができるところです。レクリエーションが苦手で、リハビリだけを受けたいという方が短時間だけ通うことができます。では、良いデイケアのポイントは何でしょうか？

永井）ポイントは2つあります！

デイケアを選ぶPOINT

■ 必要な専門家がいるか

■ リハビリの雰囲気が合うかどうか

永井） 施設によって、（自分に）必要な専門家がいない場合がありますので、よく確認してください。

リハビリの専門家は青色の３つです。言語聴覚士は数が少ないので、喉の機能が落ちて、むせ込んでしまい、うまくご飯が食べられない方は、言語聴覚士がいるかどうかを施設に確認をしてください。また専門家といえば管理栄養士がいる施設もあります。栄養状態が悪かったり、食事量が少なかったりする方は、管理栄養士がいる施設がおススメです。

リハビリの雰囲気が合うかどうか

施設によっては、「熱血型」だったりと「見守り型」だったり、特徴があります。見学の際はリハビリをしている風景を見てください。施設によっては、リハビリをしている時間帯は忙しい時間ですので、嫌がられるかもしれませんが、少しでも見学させてもらってください。

スペシャルアドバイス

髙橋）ショートステイ（短期のお泊り）の利用を考えているご家族は、「老健」が運営しているデイケアを選ぶと良いでしょう。お泊りの特に同施設を利用する事ができるので安心です。この利点を活かしてください。

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