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ブルーラインの有料老人ホーム・介護施設一覧(広い居室)

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居室の広い老人ホームの魅力

老人ホームへの入居後、多くの人が居室で長い時間を過ごすことになるでしょう。快適な時間を過ごせるように、できるだけ広いスペースをもった居室を希望する人も少なくありません。今回は、居室の広い老人ホームの概要やメリット、魅力について詳しくご紹介します。

居室の広い老人ホームとは
居室の広さを看板にかかげている施設はたくさんあります。一人用居室でも30㎡や35㎡以上の専有面積をもち、1DKや1LDKといった間取りとしているところも少なくありません。

とくに自立した人向けの住宅型有料老人ホームや、サービス付き高齢者向け住宅に多くみられます。一方で介護を必要とする人向けの介護付き有料老人ホームの場合、転倒防止などの理由から、あえて専有面積をせまくしているところが多いです。

居室の広い老人ホームのメリット
居室が広い老人ホームがもつ主なメリットは、つぎの4つです。

・車いすでもスムーズに室内を移動できる
まずは、車いすでも室内をスムーズに移動できることです。居室内に十分なスペースがないと、車いすで移動する際に家具にぶつかったり、行きたい場所に行けなかったりするでしょう。

もちろん車いすの大きさによって状況は異なりますが、スムーズな移動のためには広い空間は必須です。面積が十分に確保された居室なら、ストレスを感じることなく車いすでも生活ができるでしょう。

・自分が使い慣れた家具を置ける
テーブルやいす、タンス、テレビ台など、入居前に使っていた家具を継続して使いたいと思っている人もいるのではないでしょうか。新しい場所でも使い慣れた家具や、思い入れのある家具と一緒に生活できるとうれしいものです。

しかし居室がせまいと家具を置くためのスペースが確保できず、使い慣れた家具の使用をあきらめることになってしまいます。居室の広い施設なら家具を置くスペースがあるので、使い慣れた家具を持ち込めるでしょう。

・生活空間を分けられる
居室面積がせまいワンルームタイプだと、寝る場所と食事をしたりのんびり過ごしたりする場所が同じになります。しかし、なかには生活空間をしっかり分けたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

1DKや1LDKタイプの居室なら、寝室とダイニング・リビングを別々にでき、生活空間を分けられます。メリハリのある生活をしたい人にぴったりです。

・居室設備が充実している
面積が広い居室の場合、居室設備が充実している傾向があります。ミニキッチンや専用のトイレ・浴室が付いており、自分だけの生活を楽しめるでしょう。

居室の広い老人ホームへの入居がおすすめの人
生活に車いすを必要とする人におすすめです。居室内にも十分なスペースがあるため、車いすでもスムーズに移動ができます。

また入居後も、できるだけいままで生活スタイルを崩さずに暮らしていきたい人にもぴったりです。使い慣れた家具や私物を置く余裕があるので、好きなものを持ち込めるでしょう。

居室の広い老人ホームの費用相場

たくさんのメリットがある居室が広い老人ホームですが、実際に入居するとなるとどのくらいの費用が必要なのでしょうか。つづいては、費用相場をみていきましょう。

老人ホームで支払う費用について
居室の広さに関わらず、どのような老人ホームに入居するにも決まった費用が必要です。必要となる費用は、入居一時金と月額利用料の2つに分けられます。

・入居一時金
入居一時金は施設に入居する際に支払う初期費用です。施設によっては入居金などと呼んでいることもあるでしょう。

「想定入居期間×月額利用料+想定入居期間を超えた場合の備え」で計算されることが多く、ある程度のまとまった金額を支払います。計算方式は施設によって異なるため、具体的な金額にも差があるのが特徴です。

最近は入居一時金を徴収しない施設も増えてきました。初期費用を抑えられる反面、月額利用料は高めに設定されていることが多いことから、必ずしもお得とは限りません。入居予定期間を算出して入居一時金がある場合とない場合、双方のトータル支出を比較してみるといいでしょう。

・月額利用料
月額利用料は、毎月請求された金額を施設に支払うものです。主な内訳はつぎのようになっています。

まずは居室の家賃です。同じ施設内で複数タイプの居室が準備されている場合、家賃額はタイプによって異なります。広い居室の場合、ほかの居室と比べて家賃は高くなると考えておきましょう。

2つ目は食費です。施設で提供される食事を注文した場合、注文した食事数に合わせて食費が請求されます。そのほかに光熱水費や施設管理費、介護保険上の介護サービスを利用する場合は施設介護サービス費、そして充実したサービスを提供している施設に加算されるサービス加算費などが含まれます。

なお、ティッシュペーパーや歯磨き粉、石鹸などの日用品費、医療機関を受診した際の医療費、医薬品費、娯楽費、交通費などは基本的に自己負担です。

居室の広い老人ホームの費用相場
居室の広い老人ホームの費用相場をみていきましょう。当サイトが東京都の老人ホームを調査したところ、入居一時金の相場は0円~3億円ほど、月額利用料の相場は11万円~150万円ほどでした。

入居一時金と月額利用料のどちらも金額に幅がありますが、入居一時金ゼロ円の場合は月額利用料が高くなり、また反対に入居一時金を多く支払うと、月額利用料が抑えられるためです。

また、東京都にある有料老人ホーム全体の費用相場は入居一時金で830万円ほど、月額利用料は入居一時金ありで27.8万円、入居一時金なしで31.9万円です。

居室の広い老人ホームに入居する際の注意点

最後に、居室の広い老人ホームに入居する際の注意点をご紹介します。

費用が高めに設定されている
まずは費用が高めに設定されていることです。同じ施設内で複数の居室タイプがある場合、広い居室タイプは家賃が高めに設定されています。たとえばある施設では、18.43~23.62㎡の居室の月額利用料が24.6万円、30.90~35.44㎡の居室の月額利用料が36.6万です。約10万円以上高い計算になります。

実際の広さや間取り、設備の使いやすさをチェックする
居室が広いとひと口にいっても、実際の広さや間取り、設備の詳細は異なります。部屋が広いからといって、一概に生活しやすいわけではありません。家具を配置した際に全体の雰囲気が好みに合いそうか、生活の導線はスムーズかなどをイメージしてみるといいでしょう。

また、ミニキッチンやトイレ・浴室、クローゼットなどの設備がある場合は、使い勝手もチェックしておきたいところです。

持参すべきもの、持参していいものを確認する
3つ目は持参すべきもの、持参していいものを確認することです。施設によってすでに設置されている備品は異なります。ベッドや冷蔵庫、カーテン、テーブルなどがすでに設置されているところもあるでしょう。

見学する際に居室内を見て、持参すべきものを確認してください。また、なかには施設側の都合で持参できないものがあるかもしれません。持ってきていいものとダメなものも、一緒に確認しておくと安心です。

月額利用料に含まれるサービス内容をチェックする
前述したように月額利用料に含まれるのは家賃や食費、光熱水費、施設の管理費などが一般的です。基本的に日用品費や医療費、医薬品費、交通費、交際費などは含まれません。

しかし詳細は施設によって異なります。費用捻出をスムーズにするためにも、月額利用料にどのサービスが含まれて、どのサービスが自己負担となるのかをチェックしておきましょう。

退去をすすめられる可能性もある
老人ホームは終身施設ではないため、入居後に退去をすすめられる可能性もあります。「医療依存度が上がって施設内で対応できなくなった」、「月額利用料を支払えなくなった」、「3ヶ月以上入院することになった」などの理由が多いかもしれません。退去となる条件は施設によって異なるので、入居前に詳細を確認しておきましょう。

ホームを選ぶときは比較検討する
ホームを選ぶときは、いくつかの施設を比較検討してください。居室が広いホームはたくさんありますが、居室の特徴やサービス内容は施設によって異なります。

また、快適に生活するためには居室の広さ以外の要素も重要です。自分にとってゆずれない条件を整理したうえで、施設を検討するといいでしょう。気になった場所が見つかったら実際に足を運んで見学することが大切です。体験入居ができる場合は、積極的に活用してみましょう。

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