ロボットが介護をする時代?介護ロボットで介護は変わるのか

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介護は介護者にかなりの体力と気力が必要になります 。重労働と言っても過言ではありません。
被介護者らの介護をするのは親族かヘルパーを始めとした介護職員です。親族間の介護は、親族ならではのトラブルを引き起こすこともあります。しかし、かといって介護職員に介護の全てを任せるのも限界があります。全国の高齢者の数に対して、介護職員の数は少ないというのが現状です。
今回はこのような現状に一石を投じるかもしれない、介護ロボットについてご紹介します。

ロボットが被介護者のメンタルを支える?

介護の仕事には大きく分けて2つの役割があります。1つは高齢者の生活をフィジカルの面で支えること。そしてもう1つは高齢者の心のケアをするといった、メンタル面でのサポートです。
この後者の役割をロボットで補えないかという考えのもと研究が進んでいます。富士ソフト(株)が開発するコミュニケーションロボット「PALRO(パルロ)」は2012年の高齢者福祉向けモデル発売以降、現在では日本全国の介護・福祉施設に330台導入されています。

施設のエンターテイナーになった「PALRO(パルロ)」

パルロは、会話、ゲーム、クイズ、ダンスなどの機能を備えた40cm程のコミュニケーションロボットです。さらには顔認証によって100人以上の顔と名前を覚えることができます。また、インターネットより取得したニュースや天気などを教えることもできます。

一対一の会話から大人数を相手にしたレクリエーションの司会・進行までできるのです。パルロと接することで介護予防だけでなく認知症を患っている高齢者の不穏行動が落ち着いた例もあります。
このように、高齢者の癒しを目的とした介護用ロボットが続々と誕生しています。

介護ロボットの課題

介護ロボットには今回紹介したものの他にも、被介護者を補助する歩行器型のものや、介護者の仕事をサポートするスーツ型のものもあります。これらの開発が進めば日本の介護業界は大きく変わることでしょう。
しかし、これら介護ロボットにはまだまだ課題があります。1つはコストがかかること、そしてもう1つは汎用性がないことです。
介護職の内容は多岐にわたり、1つのことを素早く効率的にできるというロボットの特徴を生かすことがなかなかできません。
よって、介護の場で活躍する介護ロボットは、まだ当分のあいだコミュニケーション系のロボットに限定されるでしょう。

介護はマンパワーが必要不可欠

ロボットセラピーにより、被介護者の心の負担は今までよりも軽くなります。ストレス軽減に関しては高い効果が期待できるツールだと言えるでしょう。

しかし、介護者のフィジカル面での生活支援はまだまだマンパワーに頼らざるを得ないというのが現状です。
被介護者の入浴補助や食事補助などは、親族や介護職員の力なくして成り立たないのです。

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